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ロシア人の日本進出
ロシアNIS貿易会の調査月報5月号に日本に進出している企業の紹介記事が出ていた。
メトロポール(金融)、ヒムエクスポルト(分析機器)、ルスアル(アルミ)、アビテルグループ(IT関連)、EMEX (自動車部品)、アルジゲート証券(金融)、FESCO(船舶代理店)の7社だ。
実は日本には実質的にロシア人が経営権を握る会社が結構存在する。ロシアから日本への輸入商品としてこれまでも大きなウエートを占めて来た水産物の輸入では、ロシア人が采配を振るう日本法人が直接輸入業務を担っているケースを多く見かける。
昨年2600億円(対ロ輸出の20%を占める)にも上った中古乗用車のロシア向け輸出では、日本国内で恒常的に開かれる自動車オークションにロシアからインターネットを通じて落札し、パートナーシップを組む日本企業の協力でロシアへ輸出するケースが圧倒的だ。商売の中心はロシア人が担っている。
ロシア人オーナーの貿易商社が日本からの消費財、機械輸出、食品輸出などの分野で活躍している例を東京でも関西でも増えて来た。オーナーは長年日本に居住、皆流暢な日本語を話し、日本人との付き合い方を良く分析し理解している。日本での永住権取得を希望するロシア人も増えている。東京にはロシア人クラブというのがあり、東京近郊に住むロシア人やロシアと関わる日本人が定期的に集まる懇親会も開かれている。(ビジネスマンの出席は少ないが、研究者、音楽家、技術者等多くの在日ロシア人が参加している)東京都に外国人滞在登録をしているロシア人は平成20年1月1日現在2009人,モスクワに在住する日本人の数より多いかもしれない。
アメリカ発のサブプライムローン問題が連日の様に報道される中、ソブリン・ウエルス・ファンドー政府系ファンドによる海外投資も話題になった。ロシアはプーチン大統領の8年間で石油やガス輸出による膨大な外貨収入を得て、4月末の外貨準備高は5300億ドルを突破、日本に次ぐ世界第3位の国だ。クードリン財務相は327億ドルに上る国民福祉基金の70-80%が今後海外への投資に向かう可能性を指摘しており、日本への投資も視野にいれている。
東証に上場するロシア企業が出現するのも時間の問題だ。エネルギー輸出に頼ったロシア経済体質の弱点は外国に指摘されるまでもなくロシア自身が一番認識している。安定した長期経済成長を確保する為イノベーティブな産業活性化の必要性は以前から指摘されている。
今後ロシアの民間資金も出資を通じて日本企業の所有する生産・加工技術等のノウハウや市場確保を狙った動きが活発化し、在日ロシア人の数がますます増加,ロシア資本企業に就労する日本人も増えることになるだろう。

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【2008/07/13 19:49 】
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