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水産ビジネスの変貌
日ロ間のビジネスで近年大きく状況が変わった分野に水産貿易が上げられる。ソ連時代ロシアは自国海域での外国船による操業を認め,その対価として入漁料を得る方式の商売が沢山あった。ロシアは2009年から全ての外国船籍の船に漁獲枠を売るたぐいのビジネスを全面禁止するという。自国業者が国内で加工度を高めて国内外で販売する方が得策に決まっている。それが分かっていながらこれまで出来なかったのは、加工技術もさることながら、その為の資金がなかった為だ。今ロシアは大きく変貌した。その為に必要な資金は十分所有している。勿論いまでも、ロシア人との商談の中で、資金目的の投資を呼びかける場面はまだまだ存在する。しかし同時に、資金は所有しながら、日本側には技術と市場の提供を要望するケースが圧倒的に多くなった気がする。水産貿易に関して言えば、より付加価値を上げた高度な加工、沿岸漁業の活性化、ロシア国内5カ所で計画されている水産卸市場の設置、未利用資源の有効活用等、これまで日本側が担って来た事業分野にどんどん進出しようとしている。規制しても繰り返される違法操業問題にも本格的に取り組み始めた。日本側がロシアとのこれまでの水産ビジネスモデルを大きく転換できなければ、企業としてやってゆけなくなるだろう。最近、新生ロシアになってからの老舗水産貿易商社の倒産ニュースも話題を呼んだ。今後も同じようなケースが増えるだろう。時代が大きく変わったのだという認識が必要だ。確かに90年代初めに数多く設立された日ロ合弁会社がうまく行かなかった苦い経験もあるが、時代の変貌の中で、今後日本側はどのように行動すべきなのかをもう一度一から見直す時期にきている。日本は原料をロシアから輸入し,加工は中国や日本で行う事ばかり考えていれば、原料調達もできなければ、製品も買えないような時代に突入した事をもっと認識すべきではないのか。ならば,もっと積極的にロシアとの共存を検討してはどうだろう。魚は鮮度が命だ。日本の加工技術の積極的提供や製品の共同販売さえ考える時期にきたのではないだろうか。
ロシア国内の水産物製品の市場も急速に拡大している。これまで、水産物はもっぱらロシアからの輸入商材だったが、輸出商材ととらえて具体的に動く会社もでてきた。日本政府が後押しをする農林水産物の海外輸出促進事業で昨年、水産物輸出額は2,013億円、前年比+18.2%も伸びている。世界中で広がる和食への関心の高まりの中でロシアも重要な市場に生まれ変わろうとしている。ロシア極東の水産市場で売られている鮮度の落ちた高級水産物の異常なまでの高値、モスクワの高級スーパーで売られていた1貫2500円!の寿司などを目にするたびに、日本からロシアへの輸出の可能性を考えるのは私だけではないだろう。

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【2008/05/26 13:57 】
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